アウクスブルクのオーバーハウゼンにてハンズ・ドイターにより創業されました。1900年ごろ、バーバリアン郵便局の郵袋と配達袋の供給権を持っていました。
セイル(帆)、リネン素材、袋類の生地、車や馬等のブランケットなど各種製品を生産する機械化工場となりました。テントのレンタル事業を開始しました。
かばん、バックパック、ベルト、集会テントなどが軍用に供給しました。
軍用馬のための馬具用バッグを供給しました。
ハンズ・ドイターはスーツケース、テント、トラックの天蓋の製造を開始しました。バッグ部門は株式会社化されました。テントのレンタル事業が拡大し、工場が10,000㎡の規模になりました。ミュンヘンのビール祭りとして有名なオクトーバーフェストにてドイター集会テントの展示が初めて行われました。
社名にドイターを冠し、旅行かばんと革小物がバックパック、テント、防水シートなどの商品群に加わりました。
探検家ウィリ・リックマーはパミール地域への遠征を率いており、ドイターはバックパック、かばん、キャンバスやテントなど を提供しました。早い時代からドイター製品の商品開発はアルピニストや登山家から経験とフィードバックをもらい、大きな影響を 受けています。1970年代になるとドイツ人によるすべての遠征におおかれ少なかれ支援していました。
ナンガパルバット遠征の時が「タウエルン」バックパックの初めての実地テストでした。それ以降、「タウエルン」は30年以上に渡ってベストセラーになりました。それ以降もドイターはいくつもの遠征を支援しています。
ドイター製のバックパックを背負い、7月22日から24日にかけてアイガー北壁に初登頂しました。ルードヴィッヒ・ボルグ、フリッツ・カスパレック、ハインリヒ・ハレールが同行していました。
すべての装備やテントの経営が軍の管理下に置かれました。
新しい商品を開発し、既存の能力を最大限に活用して拡張することが目的でした。
ヘルマン・ブールはナンガパルバット(8,125m)の最初の登頂者です。ドイターはバックパックやカバン、テントを支援しました。いくつかの「ドイター・タウエルン」バックパックはナイロンの前進であるPerlonを使用して作られました。その後数年間でドイターはいくつもの遠征を支援し、そのフィードバックが新規開発や革新的な商品はそれらのフィードバックに大きな影響を受けています。
ヘルマン・ブールはナンガパルバット初登頂のとき、ドイターのテントを用いていました。
全ての事業が個人経営から株式会社化され、社名はDeuter Industriwerke AG-Augusburgとなりました。
テント製造・販売の会社がDeuter Hallenbau GmbH, Augsburgとして独立しました。この年ドイターの製品供給を受けた登山隊が、大変困難なナンガパルバット峰にディアミール壁ルートで登頂に成功しました。
未来へのステップ…ドイターは他に先駆け、ナイロン製のバックパックの生産を開始し、すぐにバックパック素材の主流となりました。
ドイターはドイツにおけるバックパックと旅行鞄の最大製造業者となりました。
かばん部門の製造および倉庫スペースは約2倍の40,600㎡になりました。ドイターによる、オリンピックチームのスポーツバッグと旅行鞄の提供は4回目になりました。
最初のエアコンフォートシステムは特許を取得しています。革命的でバックパック市場を再定義するシステムになりました。
登山者や登山ガイド、バイク愛好家が開発チームに加わり、製品に直接的な影響を与えるという新しい時代が始まりました。
世界的に有名な登山家であるピーター・ハーベラーが、ドイターの技術アドバイザーとして加わり、1991年までの登山においてドイターの新規開発製品を最も厳しい条件でテストを行いました。
1989年1月1日、母体であるDeuter AGから、旅行鞄とバックパック部門が分離しDeuter Sport& Leder GmbHとなりました。
1990年代にはマウンテンバイクの人気が高まりました。マウンテンバイクの伝説となったアンディ・ヘックマイヤーの協力を得て、全く新しい「バイク用バックパック」を開発しました。世界初のバイク専用モデル「ドイター・バイクⅠ ドイターエアストライプシステム」が発売されたのです。
製品の質、機能性、製品寿命を市場における競合可能な価格レベルとするため、ドイツから生産拠点を移転する必要がありました。1994年ドイターは韓国系の生産パートナーであるデューク社の協力を得ました。ベトナムにあるバックパックに特化した生産ラインは、35台のミシンで始まり、いまや3拠点3,500人の従業員まで広がりました。デューク社はドイターのすべてのバックパックとアクセサリーを生産しています。
シュラフという新しいアウトドアラインを発表いたしました。
ドイツの山岳スキーガイド連盟と緊密な協力を開始しました。バックパックとシュラフを提供し、山岳ガイドからの開発におけるアドバイスは不可欠です。
定番商品「エアコンフォート-フューチュラ」シリーズが発売され非常に人気があります。
ドイターはドイツにおける市場リーダーでとして確立しています。重要課題への集中、伝統に基づく長い歴史、そして専門家チームの集約した経験の集中が成功要因のカギとなります。
アメリカに子会社であるDeuter USA Inc.を設立しました。
エアコンフォート・キャリー・システムを搭載したAC-LITEシリーズは軽量なことが特徴です。革新的なデザインによって新しいトレンドを発信します。
シュラフの重要性は次第に増しています。シリーズは、4シーズン用のダウンのスリーピングバッグと子ども用モデルを含んでいます。
ドイターは、全面的に新しいバックパックの概念によるドイターシールドシステムを採用した製品を開発。一体型のTÜV承認の脊髄プロテクターにより、バイクやウィンタースポーツでの安全性が高まった。この新製品「アタック」は、Eurobike Award Gold 2005を受賞。
シュヴァン・スタビロ・グループがドイターを傘下に収めました。ブランドとともに20年を歩んだ後、ベルント・クルマンはCEOとなりました。
ウィメンズフィット・スリム・ライン…SLデザインモデルは女性アスリートのチームによって設計され、女性の骨格に最適な形状と装備です。8000m級の山での経験を提供してくれるプロの登山家ゲルリンデ・カルテンブルンナーもチームの一員です。
ドイターはヨーロッパアウトドア環境保護団体(EOCA)の創設メンバーです。EOCAは世界中の自然保護プロジェクトを支援するヨーロッパ・アウトドア産業における非営利団体です。
ドイターは、環境保護・労働安全性の確保・消費者保護に関する世界で最も厳しい基準であるブルーサイン(R)パートナーとなりました。私たちは生産過程の改善を一緒に行っています。
背の高い人はエクストラロングの「ELモデル」がお勧めです。背面の長さが6-9㎝拡張でき、背の高い人に適切なモデルです。
スペクトロ…新しい背面システムであるエアコンフォートフレックスライトシステムが装備されている軽量製品を発表しました。
シュラフExosphereとNeosphereを発表しました。革新的な構造と高い快適性能を備えたストレッチ素材の寝袋が大きなインパクトを与えました。
ドイターはフェア・ウェア・ファンデーション(FWF)に参加しました。独立した主導力を持つメンバーとして労働及び社会的な基準を高いレベルでコミットし、アジアの生産パートナーおよびゲルストホーフェンにある本社がともに労働条件を体系的に見直しています。
子供たちの骨格と要件に特別沿うようにデザインした通学用バックパック「イプシロン」を開発しました(日本未発売モデル)。
1997年にゲルストホーフェンに移転してから、ドイターは事業を800%拡大しました。最高品質を継続的に保証し、増加する作業量を効率的にするため、新社屋を建てました。新しい本社ビルは地熱エネルギーなどの最先端の工学技術と資源効率の高い技術を利用して環境負荷を低減しています。
マーティン・リーベルが社長に就任しました。
ドイターは最初のブルーサイン®プロダクツを発売しました。キィキィはブルーサイン®アプルーブド・ファブリックを用いた子ども用バックパックで、ドリームランドはブルーサイン®プロダクツの子供用のシュラフです。
フェア・ウェア・ファンデーションより残業を減らすために「生産工場と本社への積極的な投資」を行ったことで、ドイターは4月に「Best Practice Award」を受賞しました。98点中90点でトップスコアを達成し、独立組織の年間管理における「模範的な地位」を達成しました。
「繊維同盟」はドイツ連邦政府のもと開始しました。繊維供給チェーンを通じた社会的、生態学的、経済的な改善が最終目的です。
グラビティシリーズは長年の経験と最高の専門能力を備えています。ドイターのクライミングコレクションは競技に参加するクライマーや、情熱的なボルダー、山岳ガイド、遠征リーダーやその他のトップアスリートにより開発され、室内およびアルパイン環境下での特別な要件を満たしています。
プロテクターバックパックの父である「アタック」は、近代的なデザインへのアップデートと多くの新しい特徴があります。SAS技術を備えた最軽量かつ前進的なプロテクター、プロテクターホルダー、新しいヘルメットホルダー、スマートフォンおよびゴーグルポケットが新しいキャリーシステムです(日本未発売モデル)。
「アタック」では、簡単にスマートフォンにアクセスできるよう、スマートフォン専用ポケットがついています(日本未発売モデル)。
ワッフル構造で作られた革新的な「パワーボックス」は、シュラフ上部からひざ下までの縦方向のチャンバー構造と横方向のストレッチ縫製によって形成されており、羽毛が偏りません。
新しいヴァリフィット・スライドは異なる背面長にも完璧にフィットいたします。
当サイトはユーザー認識のためにcookiesを使用しています。より良いサイト作りのためにご協力をお願いいたします。 詳細